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パンツラボ PartⅡ

気がつくともう4月。なんだか花曇りが続いて、いまひとつ気分が乗らない。と、思っていたら、今日は久しぶりの日本晴れ!気持ちいいなあ日に焼けるけどうちのアトリエは狭いけれど、日当たりだけは抜群で、サンルームみたいです。シミになったら大変と思いつつ、窓全開で春満喫です。

さて、こうなってくると俄に気になる春の装い。衣替えにはまだ早いし、この時期って着る物に困ります。そこで、得意のちゃちゃっと出来る簡単服のご紹介。パンツラボ第2弾でーす。

今回はサルエルパンツ。実は今いただいているお仕事で、このパンツを取り入れようかと検討中。趣味と実益を兼ねた試作品です。

サルエリパンツは、もともとイスラム圏で着用されていた民族衣装の1種。服飾辞典によると、“袋の底に穴を開けて、そこから足を出したようなパンツ。”と、なんだか身も蓋もない書かれかただけれど、カッティングや素材によって、なかなか優雅に着こなせるユニークなデザインです。昔、アジアを放浪していた叔母から譲り受けたろうけつ染めのそれを、私は10年以上愛用していました。デザイン学校に通っていた頃、ちょっと流行った時期があって、クラスでパターンを習いました。あの時、先生はズーアールパンツっておっしゃっていたように記憶しているけれど、服飾辞典のどこにもそのような表記は無かったので、きっと私の記憶違いでしょう。

最近ではいろんなお店で、いろんな素材のサルエリが売られています。アジア雑貨のお店では、いかにもって感じの民族色の強い素材で、定番化しているし、ラフなデザインを主体にしたブティックでは、薄手のカットソーなどでスタイリッシュなパンツに仕立てています。ただ、このサルエリ、ちょっとした欠点があります。それは足裁きの悪さ。股上が極端に長く、ほとんど足首に近い位置なので、2本の足の距離が、とーっても短いのです。だから、下手をするとペンギンさんのような歩行になってしまいます。

233 そこで、今回のデザインは、通常の物より股上浅め?です。広げるとこんな感じ。

大きすぎて見切れてますが、わかるかなあ?

股の部分はバイアス裁ちになっています。その方が動きやすいし、足を閉じたときのドレープが綺麗です。

231 でもって、履くとこんな感じです。ボディには足がないので、ちょっと雰囲気がつかめませんが、実際には足首でブラウジングして、ハーレムパンツみたいなシルエットになります。

232 横から見たらこんな感じ。うーん、見ようによっては、鳶さんたちのニッカボッカに似て無くもないですが…

素材はてろっとしたレーヨンです。なんと!メーター100円でした!本当は渋い紫なんだけど、ちょっと違って見えますね。柔らかい素材だから、歩くとふわりと揺れて、以外にもエレガント。

製作2時間、材料費¥500弱のくつろぎウェアの出来上がりです。

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