« たまにはメンズ | トップページ | 悲喜こもごも »

きいちのぬりえ

きいちのぬりえ って知ってますか?私が幼い頃、ぬりえは着せ替え人形と同じくらいポピュラーな遊びでした。中でも喜一の塗り絵は誰もが知っている、由緒正しいぬりえです。

ぽっちゃり体型と、くりくりお目目、大きな頭。これは当時のスタンダードでした。童謡絵本の挿し絵を今でもぼんやり覚えています。重そうな頭で金魚鉢を覗き込む、くりくりお目目のお嬢さん、かわいい金魚の挿し絵です。

当時、女の子のおめかしは、三段レースのソックスとエナメルシューズ。花柄や水玉のワンピース。フリルいっぱいが憧れです。でも、色黒、やせっぽちの私に母が用意してくれたのは、紺のボレロとギャザースカート、白いラウンドカラーのブラウスでした。髪はショートカット。今思えば、結構あか抜けたセンスですが、私は近所の雪子ちゃんのファッションがうらやましかった。色白、ぽっちゃり、長い髪をお下げにして、淡い花柄のワンピース。

満たされぬ思いはぬりえの世界に発散されました。カラフルに塗り分けては、想像をたくましくしたものでした。市販のぬりえの中には、頭と洋服の上下に切取線がついていて、ページをめくると組み合わせが楽しめるといった趣向のものがありました。いろいろシミュレーションするのがとても楽しかった。もちろん、バービー人形も持っていましたよ。でも、大人っぽい顔立ちの八頭身美人は、当時の子供にはあまり親しみがもてませんでした。そして、残念ながら、りかちゃん人形が発売されたときは、少し大きくなりすぎていました。

さて、今回はブラウスです。薄い綿サテンの水玉柄。レースのフリルとパールのボタン。315 316 例によって行き当たりばったりで、あるものを組み合わせて作りました。仕上がりを見て、ふと思い出したのがきいちのぬりえです。いい大人になっても、たまには着たい乙女チックなデザインです。パールのボタンでちょっと古めかしい感じになりました。328

どうです?かわいいでしょ?たまにはこのくらいいいですよね?

だあれ?嬢ちゃん婆ちゃんなんて言ってるのは

|

« たまにはメンズ | トップページ | 悲喜こもごも »

シャツ工房」カテゴリの記事

コメント

コメントを書く



(ウェブ上には掲載しません)


コメントは記事投稿者が公開するまで表示されません。



トラックバック


この記事へのトラックバック一覧です: きいちのぬりえ:

« たまにはメンズ | トップページ | 悲喜こもごも »