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子規庵

梅雨の晴れ間、いつもの問屋巡りに出かけました。雨のない6月の一日。空は高く目に青葉、本当に気持ちのいい日和です。こんな日はついつい寄り道してしまいます。いつも通る合羽橋のニイミ前、あの大きなコックさんをしみじみと眺めたり、鬼子母神にお参りしたり、横道にわざと入って迷ってみたり。今回はこの迷子、収穫ありでした。風情ある路地を求めてふらふらと迷い込んだのは、なんと、ラブホテル街なによー、根岸の里のわび住まいはいったい何処へ?ご休憩○○○円也の看板を物色して歩く若いカップル、なんだかこちらが恥ずかしくなりながら、通り抜けようとしたその時、子規庵こちらの矢印発見!えー!こんなところに?まさか凝ったネーミングのラブホじゃあるまいねえ、などど、失礼な疑いがよぎるも、好奇心に誘われて進んでみると…ありました。小さくて古い木造家屋。わたしが幼い頃はまだ見かけることが出来た、縁側のある平屋です。かつて、漱石や虚子、碧梧桐などが集ったという八丈間にしばし座って、庭を眺めました。病床六尺、縁側向こうに広がる小さな庭を、動けぬ子規も眺めて過ごしたのですね。いろいろな草木が所狭しと植えられて、少し鬱蒼とした感のある佇まい。もちろん、当時とは少し違うのでしょうが、少しでも目新しい物をと心を尽くした、妹、律の努力の跡が伝わってきます。Photo

建物の中は撮影禁止ですが、庭は許可されています。

Photo_2 ヘチマ棚もちゃんと仕立ててありました。

ぼんやりとした日射しの中で、清々しい情景に出会えた一日でした。

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