シャツ工房

秋支度2

夏が戻ってきてしまった!せっかく作った長袖に見向きもしない暑さです。台風接近中とか…一雨過ぎたら本当に涼しくなるかしらん?疑いつつも、秋のシャツ二枚目です。

406 素材は再び二重ガーゼ。またしてもブルートーンのチェック。でも、こちらは裏が違う色合いのチェックです。何しろメーター¥380ですから、迷わず購入でした。

でも、デザインは新しく、八部袖、腰丈のチュニックです。見頃にプリーツを畳んで、ゆったりしたシルエットです。脇に挟んだベルトを後ろで結んで、調節します。400

402401               今回はスナップボタン、木槌でたたいて簡単に取り付けできます。市販品で6個入り¥400くらい。ボタンホール加工がいりません。

405 80センチ余りのロング丈なので、ボタンを留めずに羽織りものとして。長袖やハイネックを覗かせて暖かい着こなしも出来ます。

ベルトを一周回して結ぶと、ミニのワンピースみたい。レギンスと組み合わせて、思いっきり足を見せても???いや、細ければ、いやいや若ければ…

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秋支度

台風接近!豪雨に注意。今日から9月。ひと雨ごとに秋が深まります。このごろやっと、秋物の洋服に目がいきます。ショーウインドーは先取りでも、猛暑に長袖は見たくない。気温も30度を下回って、やっと秋服を新調する気になりました。

398_4 手始めはシャツ。最近多く出回るようになった、2重ガーゼで作ります。荒い織り地は通気性、吸水性がいい一方で、空気を含んで柔らかく、暖か。今から10月くらいまで活躍する素材です。

鮮やかな水色と白のギンガムチェック。大きめの格子。

393_2 色合いがはっきりしているので、デザインはシンプルに。斜めに切り替えたウエスタン調です。地の目を変えて裁断するだけで、こんな風に。 ボタンをはずして羽織り物にしたら、ブルーの裏がちらっと見えて、お洒落でしょ?394

初秋に嬉しい軽やかシャツの出来上がり!

でも、2重ガーゼは縫製がちょっと難しいです。初めて縫うひとは、なるべくまっすぐな切り替えの、簡単なデザインをお勧めします。392     

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1メーターソーイング

夏も後半戦、暑さも少ししのぎやすくなって、今年は秋も早いのでしょうか?

ちまたでは、 バーゲンシーズンも終わりかけ、夏物の売れ残りに混じって、ちらほら秋物もお目見えです。生地やさんでも夏生地を格安で販売中。売れ残りですから、1メーター、1.5メーターなんて、カットして売っていたりしますね。こういうカット生地の中には、とってもお買い得な品が混じっていたりします。物色してみると、思わぬ掘り出し物に出会えたりします。

問題はその分量で何が出来るか?1.5メーターあれば、半袖のブラウスや、腰丈のチュニック、膝丈のギャザースカートといろいろ楽しめますが、1メーターとなると出来る物は限られてきます。広幅ならばタイトなスカート、袖無しのブラウス、キャミソール、サロン型のエプロン…

試しに1メーター、買ってみました。何を作るかは行き当たりばったり。焦げ茶色の綿レース。うーん、使えるところは90センチ、ならば、袖無しブラウスにしよう。 358_2

わかるかな?わかりませんよね、薄手の綿レースですげど

ダーツを入れた、タイトなシルエットのチャイナブラウス。残念ながら、持ち出し分がとれそうにないので、スラッシュ開きのかぶりにします。359

インド雑貨のお店で買った、真鍮のボタンは、共布のループで留めます。

357_2 いかがでしょう?派手さはないけれど、充分個性的。大人シックのトップス。たった1メーターでできました

でも、これ、脱ぎ着が大変でした

あと20センチくらいあったら、普通の前あきにしたのに

教訓、汗の季節にかぶりはお勧めできません。あしからず。

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朝の連ドラ

私が子供の頃、朝の慌ただしい時間帯、家では時計がわりにテレビが点いていました。決まってNHK。最近、8:15から、8:00に開始時間が前倒しされた連ドラはもう50年くらい続いているのでしょうか?当初、各分野で活躍した実在の女性をモデルに、その生涯を描いた15分ドラマは、明治、大正、昭和と様々な時代の女性達を生き生きと写していました。けれど、昨今はネタ切れになったのか、時代を現代に写し、やたらと頑張る独りよがりなお姉ちゃんの奮闘記が目立っていました。これは私の勝手な評価ですけど…

世の中そんなに甘いわけないでしょ!とつっこみたくなるので、長い間と遠ざかっていました。ところが、ここ数本いいんです。これまた勝手な評価ですけど…ゲゲゲとか、おひさまとか。まだ、生まれてもいない、遠い昭和を描いたものにノスタルジーを感じるのは、ちょっと後ろ向きな感傷なのでしょうが、出勤前の15分、なんだかほっと息のつけるひとときです。

さて、衣装やさんとして、上の2本のドラマに感じたこと。それは、ヒロインの着るブラウスの愛らしさです。ショールカラー、丸襟、開襟、すっきりと白い木綿、小さな花柄、朝にふさわしい、清涼感が漂います。今、おひさまは戦中戦後の大変な時代を描いているところ。現実にはあんなに小綺麗じゃ無かったのだろうけれど、絣のもんぺの上に着た開襟ブラウスは、とても上品でヒロインの人物像にぴったりです。毎日見ていて欲しくなったので…作りました。開襟ブラウス。351

素材は綿、麻混紡(たぶん?)。少し透け感のある、涼しげなレースです。352

襟こしを低く、大きく広がった上襟で、少し個性的な印象です。昭和のヒロインよりはかなり大人向けのブラウスになりました。新婚のおんな先生と言うよりは、ハイミスのベテラン教師って感じかな?353

それでも、すっきり、しゃっきり爽やかでしょ!

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悲喜こもごも

先週、古い友人が亡くなりました。その若すぎる死を悼む多くの友人が集いました。口々に語られるのは、突然の病死の驚き、そして、最近にわかに増えた友人の葬儀について。もう夭折とは言わないのかもしれないけれど、40代50代での旅立ちはやはり早過ぎます。私の場合、両親は健在、その周辺もまだまだ元気です。けれど、もしかしたら、私達の世代は、親の世代ほど長生き出来ないのかも…。などど気弱なことを話し合いながら、見れば確実に歳月を重ねた懐かしい顔達に、不思議な安堵感と寂しさを感じる、もの悲しい一夜でした。

一方で、医学の進歩に大きな希望を抱くケースもたくさんあります。一昔前は難しいとされた病を克服して、見事復帰を果たした友人も大勢います。私の従姉妹もそのひとり。長く闘った病が癒えて、近々退院できそうです。そこで、少し気が早いけれど、退院のお祝いにブラウスを作ってみました。

空調の整った病院から、6月の不安定な気候の中へ。梅雨寒や紫外線から身を守る羽織り物を、軽くて薄ーい綿ローンで。80センチほどのロング丈です。323 324

襟ぐりと袖口にたっぷりめのギャザーを寄せて、ふんわりとした印象です。

腰のあたりにリボンを通したドローストリング仕立て。水色のサテンリボンでアクセントに。325

リボンをギューっと絞ってブラウジングすると、また違ったシルエットになります。前を開けて羽織りものとして、ボタンを留めてブラウスとして、色々な着方で楽しめます。

ブルー系の淡ーい花柄はとっても優しげな印象です。美しい彼女にきっと似合うはず。早く元気になあれ。

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きいちのぬりえ

きいちのぬりえ って知ってますか?私が幼い頃、ぬりえは着せ替え人形と同じくらいポピュラーな遊びでした。中でも喜一の塗り絵は誰もが知っている、由緒正しいぬりえです。

ぽっちゃり体型と、くりくりお目目、大きな頭。これは当時のスタンダードでした。童謡絵本の挿し絵を今でもぼんやり覚えています。重そうな頭で金魚鉢を覗き込む、くりくりお目目のお嬢さん、かわいい金魚の挿し絵です。

当時、女の子のおめかしは、三段レースのソックスとエナメルシューズ。花柄や水玉のワンピース。フリルいっぱいが憧れです。でも、色黒、やせっぽちの私に母が用意してくれたのは、紺のボレロとギャザースカート、白いラウンドカラーのブラウスでした。髪はショートカット。今思えば、結構あか抜けたセンスですが、私は近所の雪子ちゃんのファッションがうらやましかった。色白、ぽっちゃり、長い髪をお下げにして、淡い花柄のワンピース。

満たされぬ思いはぬりえの世界に発散されました。カラフルに塗り分けては、想像をたくましくしたものでした。市販のぬりえの中には、頭と洋服の上下に切取線がついていて、ページをめくると組み合わせが楽しめるといった趣向のものがありました。いろいろシミュレーションするのがとても楽しかった。もちろん、バービー人形も持っていましたよ。でも、大人っぽい顔立ちの八頭身美人は、当時の子供にはあまり親しみがもてませんでした。そして、残念ながら、りかちゃん人形が発売されたときは、少し大きくなりすぎていました。

さて、今回はブラウスです。薄い綿サテンの水玉柄。レースのフリルとパールのボタン。315 316 例によって行き当たりばったりで、あるものを組み合わせて作りました。仕上がりを見て、ふと思い出したのがきいちのぬりえです。いい大人になっても、たまには着たい乙女チックなデザインです。パールのボタンでちょっと古めかしい感じになりました。328

どうです?かわいいでしょ?たまにはこのくらいいいですよね?

だあれ?嬢ちゃん婆ちゃんなんて言ってるのは

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いかーん!もう初夏だあ!

ポワンとした春の日和にぼーっとしているうちに、桜は散り、GWは過ぎ去り、気がつけば初夏の日射しが肌を焼いている。そう言えば、ブログがほったらかしでした。季節の変わり目だから、新しいお洋服も作らなきゃ。衣替えも。で、取り急ぎ簡単な在庫処分で二品。

衣装箱を探っていると、いったい何時、何処で買ったんだろうっていう一枚。着物生地のようなシルクの生成。雲の地模様が入っています。テロっとした肌触りがひんやり気持ちいいので、そのままルーズなブラウスに仕立てました。だらしなさすれすれの崩したシルエット。すそ線はわざと後ろを長く、ちょっとずり落ちちゃったみたいな形です。299

リラーックスな一枚。300

下にはこれまたリラーックスな七分丈パンツです。ちょっと柔らかい、艶ありギャバジンで、ギャザーパンツです。足が入らないとちょっとわかりにくいですが、こちらもゆったりした楽々シルエットです。302

あはは、ちょっとひどい写真ですね

でも、着るとなかなかかわいいのよ。お見せできるスタイルではないけれど…

うーん、それにしても、私の写真技術は酷すぎますねえ。デジカメ買い換えようかなあ、カメラのせいじゃないですね、はい。

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タートルネック

冬来たりなば、春遠からじ…我が家の庭ではひっそりと梅が咲いています。巷に春物の出回るシーズンではありますが、まだまだ見るからに寒そ~

寒さしのぎに首周りはとても大事。この時期、ありがたいのがタートルネックです。昔はとっくりって呼んでいました。黒いウールのリブ編みが主流で、襟周りはぴったりとして、みんな2重に折って着ていたものです。「ジュリエット・グレコってシャンソン歌手がいて、いつも黒のタートルネックを着ていて、これが素敵でね。憧れて真似した日本人もたくさんいたのよ。」とは、母の話。超個性的な顔立ちのその歌手の粋は、子供の私には理解不能でしたが…。

現在、タートルネックは形も着方も多様になりました。ながーく作ってクシャクシャとたわませたり、オフタートルだったり、ネックウォーマーなんて単体も言ってみればタートルネックの変形ですね。

今回の素材は、薄いニット地。オールウールの柔らかい生地です。ガーゼみたいな編み地で、肌触りがなかなかです。難点は、地の目が滅茶苦茶で、裁断が難しい点ですが、柄を目安にアバウトな裁断をしました。ニットだから多少のいい加減さは飲み込んでくれます。

284 カッティングはちょっとルーズな感じにしました。首から離れてクタッとしたタートルネック、オフショルダーの袖付け。

肩先からなだらかに下った肩線は、少しでも華奢な雰囲気にしたい、願望の現れです。285

283 ほら、全体的にクタッとルーズになると、弱そうな感じしません?

もっとも、トルソーが華奢なんですけどね。

袖口、襟、裾は二つ折り、端を輪にして伸ばし付けにしました。ニット生地は端の始末が考えどころです。フラットロックミシンがない場合、三つ折りにしたり、まつったり。これは便利な方法の一つです。きゅっと絞られて、フォルムに表情も生まれます。

287_2 いかが~? 前回のパンツとのカジュアルな組み合わせです。うーん、伝わりにくいけど、なかなか絶妙のバランスなんだけどなあ…。特に、いろいろ隠したいお年頃にはね。

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まぶしい白シャツ

蒸し暑いですねえ苦手な季節がやってきました。これからひと月は続く梅雨空。人間は体の何パーセントが水分でしたっけ?湿度って思いの外影響されちゃいます。お天気やとはよく言ったもので、この時期、訳もなくいらいらとしちゃう人、多いと思います。

そこで、見た目だけでも爽やかにと、今日はすっきり白シャツを作ります。まぶしい白でーすって白シャツが風邪に靡くさまは、何年経ってもお洗濯CMの定番です。誰もが思い浮かべる、爽やかな心象風景のひとつ。清潔な白シャツを身につけると、心の不快指数が少しだけ下がるような気がします。

268 素材はガーゼのような薄手の綿レースです。縦ラインに控えめな柄の入ったオールオーバーレース。レースにしてはあっさりとした印象なので、フロント部分にプリーツを畳んで、左右に倒してみました。でも、これはちょっと計算ミス、刺繍部分の厚みが邪魔して、いまひとつ綺麗に畳めませんでした。まあ、こんなこともあります。弘法も筆の誤り?ハハハ266

ボタンを止めずに羽織り物としても着られるように、少し裾広がりのゆったりしたカッティングです。綺麗な色のキャミソールと組み合わせて、涼しく梅雨をやり過ごします。265

ところで、むかーしのブルーダーイヤーのCM,金銀パールプレゼントってありましたよね?ある年代より上のお仲間はきっと覚えていると思います。幼い頃の私は金やら銀やらがむき出しで箱の中に入っているものと思いこんでいました。母が洗剤を買ってくるたびに箱を振って音を聞いていました。プレゼントに気づかずに、洗濯水と一緒に流して仕舞ったらどうするんだあ!と、いらぬ心配をして。こんなお馬鹿はわたしだけでしょうか?

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Mather's Day

うかつでした!先週、紫外線対策を自慢したばかりの私に友人が一言「照り返しはどうすんの?」実は直射日光よりも恐いそうな…あーあ

さて、今回は母の日の贈り物。レースの軽い羽織り物です。毎年花を贈るほどまめな娘ではないけれど、たまーに思い出したときだけ何か作ったりします。気がついたのは日曜日、もう間に合わないけど、何か作るかってことで、急遽作り始めました。何年も前に母のために買っておいたレース生地があったはず。あとは行き当たりばったりです。ブラウスのパターンをちょっと加工して、一重の簡単ジャケットに仕立てます。本当は、共布のフリルを付けるつもりが、裁断途中で“生地が足りない!”仕方なくトーションレースで縁取りました。アトリエには何かしら材料があるので、いつも結果オーライ、最初の目論見と違うことがよくあります。仕事だったらこうはできませんが

244 型紙を作りながら、裁断をしながら、デザインするという勝手気ままなやり方で、それでも出来上がりました!夏のお役立ち、軽ーいレースのジャケットでーす!

バックが白でちょっとわかりにくいけれど…245

こんな風にぐるりと縁取りしました。ちょっと麻混みたいなシャリ感のある、オールオーバーレース。生地に表情があるので、シンプルなデザインが似合います。

速攻、送りました。母からは早速お礼の電話が。今回はお気に召したみたい、よかった、よかった

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